本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

美人は得をするかどうかはよくわからない顔の話

 

 人の顔は千差万別だ。しかし、その見分けは難しい。AKB48なんてみんな同じ顔に見えるし、アニメのキャラクターもたくさんいる作品はもうみんな同じだ。小説やアニメの作品でいうと、同時に5人以上が追加されると誰が誰だかわからなくなるといった話を聞いたことがある。それと同じで、実社会でも一度に大人数の顔と名前を聞くと、あとで会った時にだれがだれかわからないよとなる。そんな人の顔に焦点を当て、研究をした人の本が↓になる。

 タイトルには「美人は得をするか」とあるけれど、この一文は第4章の一項目の文章で、ほとんどが「顔」学の話が書いてある。たまにこういった本の一部分をタイトルに持ってくる戦略を見るけれど、裏切られた気分になってしまう。そうして読む気も失せたりする。

 結局タイトルにある「美人は得をするか」についてだけど、本文にそういった問に対する答えを見つけることはできなかった。そもそもその人を美人と思うかは人それぞれだよねなんてことが書いてある。それをどうにか一般化してよと思うのだけど、本書にあるのは平均顔や化粧と繁殖の関係性だったりして目新しさもなく非常に残念でした。

 ここで本の感想終わって記事も終わってもいいんだけど、それじゃなんか読んだ気にもならないし、美人は得をするかについて考えてみる。著者が言う通り、美人という存在は曖昧で複雑で、人それぞれだ。じゃあどうしようかと思ったけど、例えばBさんが美人のAさんと美人ではないCさんとで対応が変わるかどうかを見ればいいだけだ。そう考えて、自分のことを振り返ると、やはり美人な人とそうでない人とでは対応が変わるだろう。美人でなくても、見た目に気を使っていたり、ニコニコしている人には良い対応ができる。結局、美人は得をするけど、美人だけが得をするわけではないということだ。美人という要素がなければ、他の要素でどうにかすればいい。それは愛想であったり、服装であったり、とにかく何かしらカバーできるものがあれば、得をすることはできると思う。

 顔の話からずれるけれど、得をするには顔以外の見た目にも気を付けなければならない。そう感じるのである。

本日紹介した本

美人は得をするか 「顔」学入門 (集英社新書)

美人は得をするか 「顔」学入門 (集英社新書)