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本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

身体に変化を与えると寝れる『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』

本日の一冊は「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

 2記事目になります。 本記事では、身体の体温、マグネシウム、皮膚と光、ハーブについて書いていきます。

目次

身体の温度と睡眠

 誰にでも眠れない夜はあるだろう。その時、無理して眠る必要はないと考えることがよいと本には書いてあるが、そのような精神論よりももっと実用的なアドバイスが欲しいなと思っていた。この本には不眠症の人とそうでない人を被験者にした実験が紹介されているが、実用的な方法だったので紹介したい。それは不眠症の人は寝る前に体温が高くなる傾向があることから、体温を冷やすとどうなるのか、という実験だった。

冷たい水が循環する「冷やす帽子」を被験者にかぶせて寝てもらう実験を行った。その結果はかなり意外なものだった。冷やす帽子をかぶって寝た不眠症の被験者は、不眠症ではない被験者以上に寝つきが早くなったのだ。

 具体的な数字も書かれていて、この実験では不眠症グループの75%の睡眠が改善されたとしている。もし、眠れない夜があった時、体温の高さが原因なら身体を冷やすのがよいそうだ。睡眠に最適な室温は15.5度~20度と言われている。もし暑さで眠れないなら、室温を調整するか、もしくは自分の体を冷やすようなグッズを使うことがよさそうだ。

 風邪をひくと氷まくらを使っているが、眠れない夜の時もこの氷まくらがよさそうだ。といっても冷やしすぎて風邪をひかないように気を付けないといけない。

マグネシウム

 睡眠の質は食べたものによっても左右される。本書でもこれを食べるといいぞと多くの食品や栄養素が紹介されているが、その中にマグネシウムがあった。マグネシウムには抗ストレス作用があるミネラルで、多くの機能がある。しかし、そのせいもあってか、アメリカでは80%の人がマグネシウム不足らしい。マグネシウムは葉野菜やゴマに豊富に含まれていると書かれているが、本書では身体に塗るマグネシウムをおすすめしている。

体内のマグネシウムレベルを安全かつ効率的に高めるには、皮膚に塗るのがいちばんだ。

 著者はクライアントにもこのマグネシウム接種を推奨しているようで、「イーズ・マグネシウム」というスプレーが紹介されている。

マグネシウムの入浴剤や一般的なマグネシウムオイルの吸収率はせいぜい20パーセントだが、私が実際に使い、クライアントにも推奨している「イーズ・マグネシウム」というスプレーは、マグネシウムの吸収率も純度も100パーセントなので効果は抜群だ。

 アマゾンで調べてみたけど、輸入はされていないようだ。他にもマグネシウムスプレーはいくつもあるみたいなので、気になる方はそちらを試してみるといいと思う。寝る直前に、痛みを感じる部位(筋肉痛)、胸の中心や首や肩に塗るのが良いそうだ。

 ちなみにどうして塗るのが良いのかだが、マグネシウムは腸に送る水分を増やす効果があるそうで、サプリの大量摂取をするとトイレに行きたくなるのだとか。

 ということは夜寝る前にマグネシウムのサプリを飲むと夜トイレに起きる可能性があるのだろうか。スプレー高いからサプリでいいやと思って飲んでいたら快眠どころか夜中に目が覚めることになってしまうかもしれないな。

皮膚も光を感じる

  皮膚にも光を感じる受容体があるらしい。

被験者の膝の後ろに光ファイバー・ケーブルをつけ、皮膚の一部に光をあてた。一部といっても、その範囲は25セント硬貨ほどの大きさだ。被験者は真っ暗ななかで眠っていただが、そのごくわかずかな光があたっただけで、体温とメラトニンの分泌に変化が生じた。

 そもそも紫外線は皮膚に影響を与えるのだから、光が皮膚に影響を与えることはなんら不思議ではないのだが、紫外線と違ってその影響の認知度は低い。色も皮膚に影響を与えると言われている。ハーバードの研究チームは、夜になったらうす暗い赤い照明を使うことがよいという。

彼らのデータによると、「赤い光は、体内時計とメラトニンの抑圧にもっとも影響力が小さい」という。

 このようなことが書かれているけど、赤色は興奮状態にさせるのではないかと思うのだけど、どうなのか。気になるところである。

寝る前のハーブティー

 寝る前にハーブティーを飲むことはよい。本書では3つのハーブが紹介されていて、一つ目はカモミール。これは定番で私もよく飲んでいる。しかしあと二つは初めて聞くハーブだったので書いておこうと思う。

 まずはカヴァカヴァ。

カヴァカヴァには鎮静作用があると言われていて、不眠の治療や疲労の回復によく使われる。

 フィジーという島では国民的飲料らしいが聞いたことがない。ちょっと調べてみたところ、ヨーロッパでは副作用が問題となり、一時期使用禁止になっていたらしい。wikiによると「日本においても厚生労働省が2002年11月28日付けで、販売監視強化の通達を都道府県に出している」と書かれていて、薬としての効果が強い分、毒の効果も強いのかもしれない。飲む機会はなさそうだ。

 つづいてヴァレリアン(セイヨウカノコソウ)。

鎮静作用があり、これを摂取すると寝つきがよくなり、夜中に目が覚めにくくなる。

 このヴァレリアンも副作用がいくつも報告されていて少し不安なところもありますが、大量摂取しなければ問題ないと思われます。日本ではDHCがサプリとして販売しているので、寝る前にこれを飲んでみてもいいかもしれない。

バレリアン 30日分

バレリアン 30日分

 

  以上、よく眠るための技術をいくつか紹介してきた。本書では21のチャプターにわけて睡眠の技術が書かれている。気になる方は手に取って寝る技術を手に入れてほしい。

 おしまゐ。

本日紹介した本

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術