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『《統計から読み解く》都道府県ランキングvol.2』を読んだ

本日の一冊は「《統計から読み解く》都道府県ランキングvol.2

 都道府県ランキング待望のvol.2。今回は野菜消費量、魚介消費量、キャンディー消費量など食品項目が3分の1近くあります。中にはきゅうり消費量、タコ消費量といった一つの食品のランキングも載っていて、どこの都道府県が一番食べているかがわかります。電気代、ガス代といった一般的な項目から和服計や新聞代なども紹介しています。ランキング後半は25歳以上〇〇人15歳以上〇〇が載っています。例えば、25歳以上テレビゲーム人口や25歳以上ゴルフ人口、15歳以上食事時間、睡眠時間などなど。地域マーケティングはもちろん、都道府県の違いをさくっと見ることができる一冊です。

 ここでは気になったランキングをいくつか紹介します。

ねぎ消費量

 ねぎ消費量かーぐらいの気持ちでページをめくっていましたが、この都道府県ランキングが興味深い。というのも消費量が多いのは東日本で、西日本は少ないのです。本書では2012年から2014年の平均値で載っていますが、1位秋田県、2位神奈川県、3位千葉県と関東や東北が上位です。対してワースト3は沖縄、長崎、熊本と西日本です。

 なぜ東日本の消費量が多く、西日本の消費量が少ないのか。それは食べているねぎが原因のようです。

東日本では重量の重い根深ねぎ、西日本では軽い葉ねぎが好まれているため、重量ベースで東日本が重くなっていることも考えられる。

 どうして東と西でねぎの違いがあるのかというと、中国からの伝来ルートが3種類あったからというものらしい。私が住んでいるところはちょうど境の東海なようで、確かにどちらのねぎも食べているなという感覚。東と西で食文化が違うことはよくあることですが、ねぎまで違うとは驚きです。

 ちなみにカップ麺の消費量も東日本が多く、西日本が少ないです。東日本に住んでる人はラーメン好きが多いのでしょうか。

ペット費用

 ペット費用の金額ランキングですが、1位三重県、3位に愛知県と東海近辺が高めです。関東も高いですが、東京都が24,538円のところ、三重県は27,887円、愛知県は26,433円と、一割ほど高いです。ペットを飼っている人の人口と関係があるのか気になりますが、この本には載っていない。

 ペット費用1位の三重県は人口100人あたりの犬の登録件数も1位で、三重県の人は犬を飼う人が多く、犬の費用が多くかかっていると思われます。ちなみにペット費用2位は北海道。大自然の中で飼うと費用もかさむということだろうか。

25歳以上スポーツ人口

 1年間に運動したことのある人数の比較で、1位は東京、2位滋賀県、3位埼玉県。農業就業人口と負の相関があり、彼らが少ない都市部でスポーツ人口が多くなっています。ワースト3は青森、秋田、高知と確かに農業が盛んな印象があります。

 また、25歳以上ゴルフ人口、25歳以上海外旅行人口、25歳以上カラオケ人口などと正の相関があり、スポーツをする人は他の娯楽もしているということで、アクティブな人が多いようです。

 以上、気になるランキングを少し紹介しました。本書では都道府県の地図で色分けしてあり視覚的に見やすいランキングとなっていますので、他のランキングも気になる方はぜひ手に取ってみてください。

 おしまゐ。

本日紹介した本

《統計から読み解く》都道府県ランキングvol.2

《統計から読み解く》都道府県ランキングvol.2

 

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