本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

「「深読み」読書術」を読んで思う私の読書

本日の一冊は「「深読み」読書術: 人生の鉱脈は本の中にある

 読書意欲がわかない中で、読書の本を読むことによってその意欲を取り戻す読書もこれでラストの3冊目。本を読むとはどういうことかを教えてくれる一冊です。

目次

読書のおもしろさは「自分の脳を動かす」こと

 前々回の記事で読書は「知っていること」に深みをつけ、また「知らないこと」を身につける行為であると書きました。また前回の記事では、読書のおもしろさは「共感」と「新しい感覚の発見」であると書きました。そして本書では読書のおもしろさを以下のように表現しています。

読書のおもしろさの正体とは"自分の脳を動かす"ということではないのか。

 おもしろさと一言で言っても、様々なおもしろさがあります。又吉さんも「共感」と「新しい感覚の発見」の2つがおもしろさだと言っていますし、私の場合はミステリー小説で謎を解いていくのがおもしろいと思いますし、また心理学の本を読むことによって人の思考を知ることができるのがおもしろいです。その人、その本によっておもしろさは千差万別で、ではそのたくさんあるおもしろさをひとまとめにするとどうなるのか。それが「自分の脳を動かす」ことである、と著者は言います。

 そして、この「自分の脳を動かす」ためにおすすめなのが「多読」だそうです。

多読は自分の脳を刺激してくれる。自分で考えることをうながしてくれる。自分で考える、これらは誰からも奪いとられることのない宝である。

 たくさんの本を読むことによって、多くの知識を取り入れることができる。これが財産になるということを上の文章で表現されています。 

読むべき本は参考文献を見る

 この本には、読むべき本を見つけ出すヒントの一つとして、巻末の参考文献を見ることをすすめている。その理由として、気になった本に載っている参考文献が関連本で、そこに並んでいる本が見当違いなら、その手に取った本を見当違いの本で読まなくてよいということらしい。本を選ぶ基準として、目次を読むや著者のプロフィールを見るなどは多くの読書本で見かけたが、参考文献をチェックするのは初耳で、なるほどなと思う。最近の本は売れるタイトルで置かれていることが多く、タイトルと中身が食い違うときがある。それは読まないとわからないけれど、参考文献を見れば、違う内容であることがわかるということだ。これからは参考文献もチェックしようと思うのである。

本はどう読んでもいい

 本書のタイトルは「深読み読書術」で本の読み方がいくつか紹介しているけれど、本書にはこんなことも書かれている。

本はどう読んでも構わないはずだ。いつ読んでもいいし、読まなくてもいい。読書はその人のものだ。ただ、まったく何の本も読まないよりは読んだほうがいろいろと得をすることにはなる。

 この文章は読書感想文に点数をつけるのはおかしいという話の終わりに書かれているのだが、確かに本はどう読んでもいいはずだ。その人に合った読み方をすることが読書をする上で一番大切で、誰かがすすめる読み方が合っていればそれを実践すればいいし、合わなければまた違う読み方を模索していく。これもまた読書をすることによって脳を動かすことにもつながる。

著者を主張を読む

 本書では、書物には必ず著者の主張がある。これを読み解くことが読書をする上でとても重要なことなんだとあります。

書物自身がもっとも強く主張しているところだけを鉛筆の線で囲む。

よく考えて書かれた本ならば、一章中にそんな場所が一〇も二〇もあるわけがない。基本的にはたった一か所、多くて二か所でしかない。

 前々回で紹介した「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」でも、一冊の本の中から1本の線が引ければ十分であると書いてあります。傍線や付箋を気になるところにたくさんつけるよりも、本当に重要だと思うところ数か所にチェックを入れて考える行為のほうがよい、ということなのだろう。

 だからこのブログ記事も、基本的に1章の中から一か所二か所だけを取り上げて考えたことを書いていければなと思うのである。

 以上、読書意欲がわかない自分に活をいれるために読書本を読み、自分の読書術を再確認してきた。来週からまた気になる本についてブログ記事を更新していければなと思う。

 おしまゐ。

本日紹介した本