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本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

無能×知恵袋×栞 「正直に語る100の講義」

 

本日の一冊は「正直に語る100の講義」 

 

100の講義シリーズはこれで5冊目らしいのだが、それを知らずに手に取って読んだ。

5冊目だからまえがきも適当でいいよねという著者の性格が出ていて、5冊目までくると読む人も限って来るわけで、5冊目である本書が最初という人は少ないだろうと語り、でも間違いで手に取った人のためにまえがきが書いてある。

 

森先生の思うことがただただ書いてあり、それをどう受け取るか、という感じの本。

 

1講義2ページと気になるところを読むだけでも中々の刺激になる。

100の中から特に印象に残ったものを3つ取り上げて書いておくことにする。

 

4/100 成功を知らないことの優位性、それが若者の価値である。

この章にはこのようなことが書いてある。

 

有名な人が言った法則だが、「無能になるまで昇格する」という現象

 

有能な営業マンが係長に昇格したけど、係長のポストでは能力が発揮できない。そんな時、平社員に戻るわけにもいかず、かといってさらに昇格するわけでもなく、そのポジションに居続ける。それが繰り返されると、ほとんどのポストは不適合な人ばかりになってくる。

 

確かにそうだなーと思ったけど、部署移動とか方法はあるよね。でも小さな会社や大きすぎる会社だと融通が難しくて、その自分と合わないポストにいつづけることになりそう。

 

 

 

36/100 「どうして調べないの?」の答は、「知りたいのではない」だ。

友達と話していると、どうしてだろうね?とか〇〇ってなに?とか言うのだけど、聞く前にスマホで調べればいいじゃないかと思う。ただ、これはコミュニケーションであり、いわゆるかまってちゃんな発言であると著者は言っている。

 

そういった疑問を天に向かって吐く人は、答を知りたいのではない、情報を求めているのではない、ということなのだ。そうではなく、教えてほしい、情報を提供してほしい、と思っている。(中略)答を知りたいのではなくて、教えてくれる人に会いたいだけだということ。

 

ここでの疑問を投げかける人は、知恵袋で聞く人や、ツイッターで聞く人のことを指しているわけだけど、確かに知恵袋のどうしようもない質問の多さは異常だ。むしろ同じ内容の質問が十も百もあったりする。本当に謎だ。

 

優しさに飢えている人たちが、知恵袋に同じ質問内容を書くのでしょうか。

 

92/100 栞、栞紐というものの存在が不思議。ページを覚えれば良いだけなのに。

本にはページを示す数字が書かれているから、そのただ一つの数字を記憶するだけで用は足りる。

 

言われてみればそうなのだけど、忘れるといけないから栞を挟むわけである。大多数の人がそうであると思う。

 

著者から言わしてみれば、ページの数字を忘れてしまうぐらいなら、本の内容も覚えてないでしょ。ということらしい。ページの数字を覚えるという少しの脳の訓練によっていい刺激になるよ、なんてことも言っている。

 

ただ著者は人の名前を覚えることは苦手らしい。覚えやすいものと覚えにくいものがあるように、ページの数字を覚えられるならそれで脳の訓練をしてもいいし、人の名前を覚える方が得意なら、芸能人の顔でも見て名前を出す脳の訓練でもしていたほうがいいんだろう。もちろん本を読むときは栞を使う。

 

いつも栞を使ってきたから、次読む本は栞なしで読んでみよう。

 

おしまい。