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本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

価値を伝えることはできませんでした。 「はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術 」

誰も彼もが一字一文を読み進めながら理解していくしかないのが、文章です。

本日の一冊は「はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術

  うまい文章を書きたいと願う私ですが、どう書けばうまい文章と言われるのかよくわかりません。このブログは読んだ本の内容をまとめてそれについて想うことを書くスタイルで更新しているわけですが、それがうまい文章の構成かというとそうではないようです。 

さて、はじめての批評とタイトルにありますが、批評の定義とはいったいなんでしょう。

批評とはーそうした変化を産むための道具です。Aを知らない人にAの魅力を伝えたり、Bを嫌う人にBの意外なメリットを教えたり、相互間の価値の差を明瞭にし、なおかつ両者にとって新たな価値観を育む土壌を用意すること、それが批評の効果であり、魅力なのです。言ってみれば「価値を伝えること」にこそ、批評の真髄があると私は考えています。 

  本の帯にもありますが、批評=価値を伝えるということ。

  本書には、よい例、悪い例などが載っていますが、正直なにがよくて悪いのかわからない例えがあります。

<悪い例>・・・そうした現状を考慮すれば、「ゴミを増やさないこと」こそが、これからの私たちに求められる生活態度なのかもしれません。

 

<よい例>・・・そうした現状を考慮すれば、私ももう少し「ゴミを増やさないこと」を意識しながら生活していくべきなのかもしれません。

  悪い例がダメじゃないと書いてあるのですが、それでも悪いわけであって、その理由は「私たち」という言葉づかいは読者に疎外感を与えかねない、あるいは押し付けがましいとあります。この文章だけでは疎外感や押しつけがましさなんてものは感じませんが、長文の中で入るとそう感じるのかもしれません。

  このように例文が短くて、著者が言いたいことがあまり伝わってこないところが多くて、やはり文章は難しいのだなと感じるわけであります。

 批評ってむずかしいわ。という一言で、後半読むのをやめるぐらいには、私にはこの本が合わなかったようです。

おしまい。