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本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

映像化作品を見るのがいいらしい 『「ミステリー小説を書くコツと裏ワザ 」』

小説

 

どんな大家のミステリー作家も、最初は"無名の新人"だから、できるだけ早く死体を出す

 

本日の一冊は「ミステリー小説を書くコツと裏ワザ

 

 小説家養成講座を長年やってきた著者が、ミステリー小説に焦点を当てて、その技術をまとめた一冊。

 

ミステリ―で重要なのは「謎」の部分ですが、この本には謎について詳しく書かれていて、中にはこういうトリックはこの本で使われています、とさらっとネタバレをくらったりしました。

 

また、ミステリー小説を読むなら、その作品を原作とした映画を観るのもいいだろうと言っていますが、中には原作ブレイカーの映画もあるようなので注意が必要とも書かれています。

 

なお『T.R.Y.』は織田裕二主演で映画化されているが、この映画は、絶対に見てはいけない。とんでもない駄作で、物語の良さを少しも知ることができない。 

 

第31回の日本推理作家協会賞を受賞した『乱れからくり』は、必読。唸るほどの機械的密室トリックの宝庫である。なお、この作品は、松田優作の主演で映画化されているが、こちらは見ないこと。原作に忠実な演出になっていない。 

 

著者は、映像化され、テレビ放映された作品群を片端から見ることを、推奨する。DVD化されていれば、レンタルDVDを借りて見る。

 

この信条のもと、様々な映画を観てきて、見るんじゃなかったと感じた作品もたくさんあったのでしょう。

 

確かにミステリー小説を原作にした映画を観た方が読むより早くできそうだし、なにより見てるだけだから楽なところがありますね。

 

このミス大賞

 

後半では、いかにミステリー小説を書いてコンテストに応募して授賞するか。という点をいろいろと説明しています。

 

その中に、「このミステリーがすごい!大賞」について書かれていたので引用。

 

ミステリ―系新人賞の中で、露骨なまでに映像化を意識している版元が宝島社だと言える。その結果、映像化されてヒットしそうであれば、ミステリーでなくても、授賞するのが『このミステリーがすごい!』大賞の特徴で、第1回の金賞受賞作『四日間の奇蹟』(浅倉卓弥)にしてからが、そうだった。

 

このミステリーがすごい!』作品はけっこう呼んでいますが、確かに映像化したら面白そうだなと思う作品が多いですね。著者が言っているようにミステリーじゃない作品も授賞して出版されていて、もはやミステリー関係ないよねとも思ったりします。

 

最近では、江戸時代と現代を行き来して謎を解いていく『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 』が面白いと思っていて、先月に新作『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤』が発売されていて、ああこれは映像化に近づいたなと思ったものです。

 

 ただ近頃ミステリー小説を読めていないし、このブログでも何度か取り上げている江戸川乱歩賞作品すら読めていないので、また読み始めないといけないなと自省。

 

そもそも本読めてないからブログも更新できてませんし、もうすぐ7月ですし本を読む習慣を少し変えていかないといけなさそうです。

  

おしまい。