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本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

この本が売れるのか"心配" 「心配学 「本当の確率」となぜずれる? 」

雑学

 

確率の大小はさておき、不幸なできごとが起きるのか起きないのかわからない状態が心配を生み出すのです。

 

当たり前やな。

本日の一冊は「心配学 「本当の確率」となぜずれる? (光文社新書)

 

心配学なんて言葉を使っていますが、要は「リスク」と「確率」の話です。

 

読んでいてあまり頭に入ってこなかったので中身はあまりないかも。

 

気になるところだけ書いておくことにしました。

 

死因10個の確立

 

飛行機が墜落して死ぬ確率より車を運転して死ぬ確率のほうが高いのに、なぜか車より飛行機に乗っている方が事故に合うのではないかと心配になる。

 

死因を10個あげ、死んでしまう確率が高い順に並べてみる練習問題が載っているわけですが、みなさんはわかりますでしょうか。

 

人間を死に至らしめる原因となるものを、10個用意てみました。

これらの死因を、死んでしまう確率が高い順に並べてみてください。並べ替えるだけでも結構ですが、もしわかりそうなら、具体的な確率の数字を予測してみてください。(答えは10万人あたりの人数で書かれています)。何も見ないでやってくださいね。

 

タミフルの副作用で死ぬ  交通事故で死ぬ  インフルエンザで死ぬ

火事で死ぬ  食中毒で死ぬ  癌で死ぬ  サメに食べられて死ぬ

落雷で死ぬ  飛行機事故で死ぬ  殺人事件で死ぬ

 

さて、病気の類だとインフルエンザと癌、あとはタミフルでしょうか。

 

そして自然災害だと火事と落雷。

 

交通事故、飛行機事故、殺人事件などはニュースでもよく見かけますがさて・・・?

 

やはり病気で死ぬ人が多いんじゃないかと思ったり、逆に火事や落雷で死ぬ確率は低そうだなーとか考えてました。

 

サメは一番低そうだなーとか。

 

さてさて・・・少しは考えていただけたでしょうか。

 

 

それでは答え。

 

 

1位 癌で死ぬ・・・・・・・・250人(10万人あたり。年間。以下同)

2位 インフルエンザで死ぬ・・8.3人

3位 交通事故で死ぬ・・・・・3.3人

4位 火事で死ぬ・・・・・・・1.7人

5位 殺人事件で死ぬ・・・・・0.52人

6位 飛行機事故で死ぬ・・・・0.013人

7位 食中毒で死ぬ・・・・・・0.004人

8位 落雷で死ぬ・・・・・・・0.002人

9位 タミフルの副作用で死ぬ・0.001人

10位 サメに食べられて死ぬ・・0.0001人

 

5位以下はもう値が小さすぎてよくわかりませんね。

 

ここで著者が言いたいのは、心配する度合いには個人差があって、本当の確立を知ることによって、いらぬ心配をかけすぎて、とんちんかんな行動をとらないようにしようということ。

 

飛行機に乗って墜落したらどうしようとがくがく震えている人は、車の交通事故をもう少し心配して運転したほうがよさそうですね。まあ心配してもしなくても事故が起こる時は怒りますけど。

 

危険じゃないけど危険って言わないと。

 

ニュースを見ると、よく「危ない」というキーワードを見かけます。

 

殺人事件が起こると、この道は危ないだとか今までは気にしなかったことが、急に目に入るようになり、心配になります。

 

公園でも遊具で事故が起こると「危ない」。

 

放射線や食品のことでも「危ない」「危ない」「危ない」。

 

とりあえず危ないって言っておけばいいだろうって思っているぐらいに危ないって言ってます。

 

そりゃ危なくないですよって言って、事故があると危ないじゃねーかって批判が生まれますけど、危ないですよって言って、実際危険じゃなくても、まあ危険じゃなくてよかったで済まされることが多いです。

 

なるほどなと思ったのは天気予報の例。

 

天気予報は雨が降るリスクを報道しています。今日は雨は降りませんと予報したのに雨が降ってしまった場合は、干していた布団が濡れちゃったりして「どうしてくれるんだ!」と怒る人が多いでしょう。でも、雨が降ると予報したけれど、降らなかった場合は、「おかげで一日傘を持ち歩いちゃったよ」と愚痴る人はいるかもしれませんが、雨が降った場合(布団が濡れちゃった場合)より文句の声は小さいはずです。

 

布団が雨に濡れたという被害があるならそりゃ怒るだろうし、それに比べたら傘を持ち歩くなんてマシだよなと思いますけど、確かに雨が降るって言われて降らなかった時より、雨が降らないって言われて雨が降ると、「降るんじゃねーか」と文句の一つや二つ言いたくなるのはなぜでしょうね。

 

農家さんだと雨が降ってくれたほうが嬉しいのでしょうか。

 

おしまい。