読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本を熱いうちに読む

厚みのある本は苦手

難聴の代わりは原作とは別作品

モップガール

ストーリー

 

主人公の長谷川桃子はアルバイト情報誌に書かれた

 

お部屋磨きで、自分も磨こう!お掃除スタッフ大募集」

 

という言葉に惹かれ掃除会社に入る。

 

しかし、その掃除会社はワケアリ物件の掃除も引き受けるところだった。

 

桃子は悪戦苦闘しつつも仕事に励むが、ある日、事件現場を掃除していたら小さいころから抱えている難聴が発生。と同時に、視覚や嗅覚などの五感の一部におかしな症状が出始める。

 

その謎は解明すべく、事件について調べて、解決していく物語。

 

聴覚と五感

 

なぜ聴覚が悪くなり、他の五感が鋭くなるようにしたのか。

 

視覚や嗅覚ではだめだったのか、と考えるが、

 

目が見えなくなるのはそもそも事件解決が難しくなってしまう、

 

味や匂いなどは悪くなったことを表現するのが難しい。

 

とすると、片耳が聞こえなくなる程度がわかりやすいのだろうか。

 

なぜ聴覚の代わりに他の五感が敏感になるのかの理由付けはなかなかいい。

 

原作とドラマ

 

そもそもこの作品は映像化の原作として書かれた。

 

しかし、wikipediaでドラマの説明を見る限り、キャラの設定は全然違う模様。

 

映像化用原作についての詳細が別記事であるのでそれを拝見。

 

trendy.nikkeibp.co.jp

 

この記事の一文にこんなものがある

 

 「実感として、ただ原作を提供しただけでは、成功はむずかしい。売れている原作だから映像化しようという“便乗”ではダメ。むしろ、作品の骨格は生かすが、映像としておもしろいものを作ろうという挑戦があるほうが、良い結果につながっている。原作を提供することは、明日の読者を作ること」

 

最近はアニメや小説のドラマ・実写映画化が多い。その度に原作崩壊などと言われている。

 

原作を映像化するだけでは成功はむずかしいらしい。

 

だから、原作の中心は活かしつつ映像として面白いのを作るということだが、

 

映像というより尺の関係でカットされたりしているのでは。

 

また、最後に「明日の読者を作ること」とある。

 

これは原作ファンではなく映像された作品を見て新しいファンを獲得しようってことなんだろうけど、

 

だから原作ファンは常にないがしろにされて実写化作品を評価しなかったりするんだろうな。

 

たまには原作重視の作品を見てみたいものだ。

 

お し ま い 。